博多ラーメンというと豚骨ラーメンをイメージしますが、
なぜ博多といえば豚骨ラーメンなのでしょうか?
博多ラーメンとは、主に福岡県福岡市で作られる、
豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたラーメンの事を言います。
発祥(3つの説があります。)
@福岡県久留米市で生まれた久留米ラーメン
(1937年(昭和12年)創業の屋台「南京千両」)
が豚骨ラーメンを初めて作りました⇒それが福岡市に
渡り博多ラーメンとなったという説。
A中洲の福岡玉屋近くの博多川沿いで森堅太郎が屋台「三馬路」を開業。
清湯(透き通ったスープ)の豚骨スープに平麺のラーメンを提供。
⇒これが博多ラーメンとなったという説
B1946年(昭和21年)に「赤のれん」(現在の赤のれん節ちゃんラーメン)の
津田茂と「博龍軒」(馬出中央商店街)の山平進が合作で作り上げた豚骨ラーメン
⇒これが博多ラーメンとなったという説
があります。
特徴
@麺は日本の素麺のような白っぽく極細なストレート麺。
A麺の固さを指定できる。
硬さの順から「コナオトシ」「ハリガネ」「バリカタ」「カタ」「ヤワ」「バリヤワ」などがある
Bとろみのある豚骨スープ(豚骨スープのとろみはゼラチン質によるものである。)
C具はシンプルで、ネギだけ、あるいはネギとチャーシューだけという店が多い。
D食べている間に麺が伸びやすく、そのために少量の麺で提供をし、
「替え玉」で麺を追加していくシステムとなっている。 |