今、日本への配備について話題となっている軍用機オスプレイ。
その長所と短所をヘリコプターとの比較表でまとめてみました。
オスプレイ・・・猛禽類のタカの一種である「ミサゴ」の事を言います。
それを軍用機の名前に転用しました。
日本でも従来のCH-53D⇒MV22に配備転換を行っています。
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ヘリコプター(CH-53D) |
オスプレイ(MV22) |
金額 |
安い
金額は2,436万ドルです
1ドル100円計算で、
1機24億円します。 |
高い
金額は6,277万ドルです。 1ドル100円計算で、
1機62億円もします。
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最大航続距離 |
1,000キロ |
3,593キロ |
最大速度 |
240キロ |
565キロ |
最大積載量 |
4,487キロ |
9,072キロ |
安全性 |
10万時間当たりの平均事故率
4.15
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10万時間当たりの平均事故率
1.93
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Wikipediaにも記載されていましたが、現在、日本に配置されている
軍用機(CH-53D)よりはオスプレイの方が安全なようです。
総評
ヘリコプターは、速度が遅くまた航続距離も短かい欠点がありました。
また、通常の飛行機は高速移動や航続距離の面では優れているものの、
離着陸のために2,000m〜3,000m以上の長い滑走路が必須な上、
垂直離着陸もホバリングも超低空での地形追従飛行もできませんでした。
オスプレイは、ヘリコプターの利点である垂直離着陸・ホバリング・
超低空での地形追従飛行をこなしつつ、通常の飛行機のように
高速移動かつ長い航続距離も可能なので、性能はとても優秀なのですが、
金額が高すぎます。
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