パトカーの色はなぜ白黒なの?(歴史・名前の由来は?) |
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外に出れば、街のいたる所で見かけるパトカーですが、パトカーの色は
なぜ白黒なのでしょうか? また、パトカーの名前の由来や歴史は
どうなっているのでしょうか?早速、パトカーに関する身近な疑問を
調べてみました。
@パトカー名前の由来は?
日本では、みなさん知っての通り、警察官が犯罪の予防や治安維持、
犯人の逮捕等の任務を行っています。警察官は常に街中を周り、
治安維持に努め、110番があった時にすぐに現場に駆けつけられるように
準備しています。つまりパトロールしているんです。警察官がパトロールする
車をパトロールカー、略してパトカーと呼んでいます。
パトカーは警察官がパトロールする車、パトロールカーの略だったんですね。
Aパトカーの歴史は?
警察官が犯罪の予防・治安維持に使用する車、パトカーですが、
日本の警察に最初に導入されたのは、1950年(昭和25年)6月
の事です。東京都千代田区霞ヶ関にある警視庁に3台のパトカー
が配置されたのが始まりでした。
※警視庁では、パトカーのデザイン・装備について「無線機を搭載し、
車体を白黒色に塗り上部及び前面に赤色警光灯と拡声器を備え、
横部に都道府県名を表記する」という指針が設けられています。
Bパトカーはなぜ白・黒なの?
1950年(昭和25年)6月に始めて登場したパトカーは塗装は
白色一色でした。しかし、これでは犯罪の抑止にならない為、
1955年(昭和30年)、当時ほとんど白色一色で
あった一般車と区別する為、アメリカのパトロールカーのデザインと
未舗装道路が多かった当時の道路事情を考慮して
下半分を汚れの目立たない黒塗装にし、上半分を白塗装
とするデザインが採用されました。
※アメリカのカルフォルニア州では、白黒パトカーが多く使用
されています。(図柄は各州によってそれぞれ異なります。)
今後、パトカーを見る機会があれば、どんな色・形をしているか?
じっくりと眺めてみるのも面白いかもしれませんね。 |
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