カレンダーを見ると六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)が
規則性なく並んでいます。どうやって決まているのでしょうか?
カレンダーでの六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)の決め方
実は六曜は旧暦(天保暦)を基にして決めています。
六曜の決め方はとってもとっても難しいんです(-_-;)
では、旧暦を作ってみましょ〜〜!!
@月が新月(朔)を迎えた日を1日と定めます。(月の満ち欠けは約29.5日)
A天球上における太陽の見かけの通り道(黄道)から二十四節気を調べます。
太陽の通り道を15度ずつ区切ったものです。15度×24節気で360度となります。
0度が春分、90度が夏至、180度が秋分、270度が冬至です。
そして、暦月で冬至を含む月を11月・同じく春分2月・夏至5月・秋分を8月とします。
@、Aから1月〜12月までの日付を決めます。(毎月、29日か30日となります。)
B旧暦(天保暦)の毎月1日の六曜は以下のように決定されています。
1月・7月 |
先勝 |
2月・8月 |
友引 |
3月・9月 |
先負 |
4月・10月 |
仏滅 |
5月・11月 |
大安 |
6月・12月 |
赤口 |
また、六曜は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順に
繰り返されますので、それを旧暦(天保暦)にあてはめます。
後は、旧暦(天保暦)の六曜を現在の暦(グレゴリオ暦)に
当てはめれば、六曜カレンダーの完成です。(難しすぎです(涙))
※六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)の並びの不規則性
は、面白みがあり人気の秘密となっています。
※旧暦(天保暦)は、1月1日(1844年2月18日)から使用され始め、
12月2日(1872年12月31日)まで約29年間使用されました。
その後、1873年1月1日からグレゴリオ暦(現在の暦)
が使われるようになりました。 |