私達は地球が太陽の周りを回る周期(太陽年)を基にして
作られた暦(暦法)、太陽暦の日付の概念を基に生活を送っていますが、
なぜ、2月だけ28日・29日の年があるのでしょうか?
(現在、世界で利用されているのは、グレゴリオ暦という太陽暦です。)
それは、地球が太陽を周る公転周期が365日より長いからです。
地球が太陽を1周するのにかかる期間は365.242日となっており、
毎年、365日だと4年で1日ずつ、夏至点、冬至点などがずれていって
しまうのです。(天文学上困ってしまいます。)
その為、約4年に1度 2月29日を設けて1年を366日とし、
天文現象に変化が現れないように調整しています。
1年が365日の年を平年、366日の年を閏年(うるうどし)と言います。
この閏年を400年間に97回(100回ではなく)置く事で1年あたり
における地球の公転周期との時間のズレを約27秒にしています。
(約27秒公転周期より長いです。)
※グレゴリオ暦だと、約3200年で1日 地球の公転周期より長くなる
計算となります。(グレゴリオ暦は非常に精度の高い太陽暦です。) |