私達は生活の中で当たり前のように今年は2千〜年というに
年代を表現していますが、この西暦は誰が定めていつ生まれたのでしょうか?
早速、西暦の歴史をまとめてみました。
西暦の歴史
西暦とは・・・イエス・キリストが生まれたとされる
年の翌年を元年(紀元)とした紀年法です。
「西暦」は西洋の暦法であるグレゴリオ暦(あるいはユリウス暦)を指しています。
この西暦はローマの神学者ディオニュシウス・エクシグウスによって算出されました。
525年、ディオニュシウスはローマ教皇ヨハネス1世の委託を受けて
当時ローマで用いられていたディオクレティアヌス紀元に替えて
イエス・キリストの受肉(生誕年)の翌年を元年とする新たな紀元を提案しました。
これは、ディオクレティアヌスがキリスト教の迫害者であり、
その名を残すのを嫌ったからです。
そして、キリスト紀元532年より西暦が使用されるようになりました。
つまり、西暦1年から531年までは概念上の存在であり、
実際の紀年法として使用されたことはありませんでした。 |