毎日、道路を歩いていて見かける信号機ですが、
見ている内になんで信号機は赤・黄・緑なのか疑問
に思いましたので調べてみました。
@信号機が赤・黄・緑の理由
警視庁のホームページに載っていましたが、
1850年頃に、イギリスの鉄道会社が「信号として見やすい色は何か」
という実験をしたところ、白、赤、緑、青の順で識別しやすいことが分かり、
鉄道の信号に赤(危険)と白(安全)の油灯を採用したのが
信号の始まりと言われています。
しかし、最も識別しやすいと言われた白色の灯火も、
電灯の発達により街路灯と紛らわしくなって白色から緑色に替えられるようになりました。
そして、黄は、緑・赤の中間色にあたる為、信号機は赤・黄・緑となりました。
A緑信号を青信号と呼ぶ理由は?
信号機の緑は「進むことができる」という意味ですが、
日本人はこの緑信号を青信号と呼んでいます。
なんで緑を青と呼んでいるのでしょうか?
一、信号機が日本に初めて導入された際、
マスメディアが「緑信号」を「青信号」と表現していました。
二、日本語の「青」の範囲は広く、
青菜や青物など緑色のものを「青」と呼ぶ場合が多くありました。
三、色の三原色「赤・黄・青」の影響で緑色の信号も青信号と呼ばれました。
ちなみに英語圏では、青信号は、green lightと呼ばれています。
つまり、緑信号を青信号と呼ぶのは日本固有の文化です。 |