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自衛隊の自衛力(戦力)は?

現在、日本の領土(詳しくはこちら)を守る為に、置かれている自衛隊ですが、

その自衛力(戦力)はどうなっているのでしょうか?

自衛隊の存在意義(日本国憲法より)

他国からの直接および間接侵略に対して、国民の生命と財産を守ることを基本理念

としています。内閣総理大臣が内閣を代表して最高指揮監督権を持ちます。

自衛隊は陸上自衛隊海上自衛隊及び航空自衛隊で成り立っています。

項目 数量 特徴
兵力 24万人 対人口比で主要国中最低水準です。
防衛予算 年間総額:約4兆7千億円
陸上自衛隊:約1兆7千億円
海上自衛隊:約1兆5百億円
航空自衛隊:約1兆8百億円
防衛予算は世界的に見て上位に位置しますが、対GDP比では1%未満であり世界最低水準です。
陸自:戦車 760両 高い不整地走破能力をもち、正確で強力な砲撃による攻撃力を備え、敵戦車を含む対戦車兵器をもってしても容易に破壊されない陸上戦闘の主役です。
陸自:装甲車 980両 装甲(強力な防御力)を備える自動車の事をいいます。
陸自:高射機関砲 50両 航空機等の空中目標を撃破するための砲のことをいいます。
陸自:ロケット弾発射機 980両 推進剤である火薬の燃焼や圧縮ガスの噴出によって推力を得、自力で飛行する能力のある爆弾発射装置です。
陸自:野戦砲 520門 地上戦で用いられる大砲を言います。
陸自:迫撃砲 1,900門 簡易な構造からなる火砲で、高い射角から遠くに弾を飛ばします。
陸自:無反動砲 2,710門 反動が少ない大砲の事を言います。人が持って大砲を発射できます。
陸自:駐屯地 158 陸上自衛隊が寝泊りしている場所です。兵器保管場所です。
海自:通常動力型潜水艦 16隻 原子力ではない動力を持つ潜水艦のことです。(動力は、ディーゼルエンジンと、蓄電池と、電動機兼発電機の組み合わせで動きます。)
海自:護衛艦 42隻 海上自衛隊の保有する艦艇のうち航洋性をもつ現役の大型水上戦闘艦艇を指します。その内 6隻がイージス艦です。
海自:護衛艦(イージス艦) 6隻 遠くの敵機を正確に探知できる索敵能力、迅速に状況を判断・対応できる情報処理能力、一度に多くの目標と交戦できる対空射撃能力を備える画期的な装置を搭載した護衛艦です。
海自:機雷艦艇 29隻 水中に設置されて艦船が接近、または接触したとき、自動または遠隔操作により爆発する水中兵器を設置又は排除する艦艇です。
海自:哨戒艦艇 6隻 領海や沿岸、内海、内水、港湾などでの警備救難活動にあたる軍艦・政府用船です。
海自:輸送艦艇 13隻 陸上や他の船舶に対して武器弾薬や人員を輸送するための軍用輸送船です。
海自:補助艦艇 31隻 給油したり、補給したりする鑑定を指します。
航空機(哨戒ヘリコプター
哨戒機、電子戦機)
250機 対潜水艦戦を重視して設計・装備された航空機です。領海や排他的経済水域での情報収集、監視、警戒任務などを意味しており、海洋に面した国家では、24時間体制で哨戒任務が行われています。
空自:戦闘機 360機 敵航空機との空戦を想定して、高い機動性能と対空攻撃力を保有します。速度はマッハ2(2500キロ)程度まで加速できます。
空自:偵察機 13機 敵性地域などの状況を把握するためのものです。偵察地に接近して撮影等を行い、情報収集します。
空自:早期警戒機 17機 大型レーダーを搭載し、一定空域内の敵性・友軍の航空機といった空中目標を探知・分析し、なおかつ友軍への航空管制や指揮を行います。
空自:空中給油機 5機 飛行中の他の航空機に対して給油(空中給油)を行う航空機のことです。
空自:電子戦機 7機 空中でシギント(暗号解読)を行い敵国の電子情報の収集したり、敵レーダーなどに対してジャミング(電波妨害)を行います。
空自:輸送機 42機 主に軍隊で物資や人員の輸送のために使われる航空機です。
空自:ヘリコプター 60機 空中機動作戦を実施するにあたり、地上からの火力支援のために主に使用されます。

日本の自衛力(戦力)をまとめてみました。

日本は島国ですので、領土がものすごく広く、

日本の領海や領空・排他的経済水域での情報収集、監視、警戒任務など

365日24時間体制で行っています。
(哨戒機・哨戒艦艇等で警戒しています。)

この大きな国土を守る自衛隊の人達の大変さがよくわかります。

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